慈誠会記念病院
メッセージ

メッセージ

安藤 稔 院長

安藤 稔 病院長

千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学腎臓内科に入局。医学博士号を取得後、カロリンスカ研究所(スウェーデン)に研究留学。東京都立老人医療センター(現・東京都健康長寿医療センター)腎臓内科医長、東京都立駒込病院(現・がん・感染症センター都立駒込病院)腎臓内科部長、東京都立府中療育センター副院長、東京女子医科大学客員教授を経て、2018年4月より現職。

専門
内科全般、腎臓内科、透析内科
資格
医学博士(東京女子医科大学)
日本内科学会 総合内科専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析医学会 透析専門医
私たちは、安心、安全を担保できる
長期療養病院をめざしています

当院は、在宅医療が困難になったご高齢者が長期間療養できる病院です。また、地域の皆様がいつでも気軽に受診できる一般外来診療を提供しています。患者様の入院療養生活については、安心・安全を担保することを最優先とし、「医療安全管理」「院内感染防止」「高齢者虐待防止」の3つに力を注いできました。
当院の特色は、まず良質な入院透析を提供できることです。通院あるいは在宅での透析が困難になられたご高齢の透析患者様に対し、透析を受けながら快適な入院生活を送っていただけます。腎臓病、透析医療に精通した医師が主治医となり、専従の臨床工学技士や専任看護師らスタッフも充実させて、一人ひとりの患者様に適切な透析治療を行っています。次に、歯科・口腔ケアを重視している点が挙げられます。ご高齢者に頻発する誤嚥性肺炎を予防するため、連携先の歯科医師、歯科衛生士による定期的な口腔スクリーニングを行っています。さらに、リハビリテーション部門においては、充実した設備と、経験豊富な理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を擁しています。
今後もより一層洗練された、信頼される長期療養病院をめざして努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

理念

理念

私たちは、安心、安全を担保できる長期療養病院をめざしてます

+ 基本方針

  • + 病める人々が穏やかで安心できる入院生活を過ごせる病院をめざします。
  • + 生命の尊厳と人権の尊重を第一義とし、親切で丁寧な診療を行います。
  • + 院内感染防止、医療安全管理を徹底し、清潔で快適な入院環境をつくります。
  • + 健全な経営を行い、皆様の信頼と職員の誇りを病院の基盤といたします。
  • + 医療、看護、介護の継続的な質改善を行い、地域医療に貢献します。

+ コンプライアンス

患者様に安全で安心できる入院療養生活をご提供するためには、「医療安全管理」「院内感染防止」「高齢者虐待防止」の3つを徹底することが最重要と考えています。そのため、病院長が中心となり、多職種のスタッフが協働して指針を策定しています。組織マネジメントを強化し、職員コンプライアンスの向上を図って、「医療安全管理委員会」「院内感染防止対策委員会」「虐待防止委員会」を定期的に開催しています。

◇医療安全管理

医療の高度化、複雑化、患者様方の高齢化等の要因に伴い、医療事故のリスクが増大しつつあります。当院は医療安全管理を徹底し、質の高い医療サービス(奉仕)の提供に努め、信頼される病院をめざしています。そこで、病院全体で医療事故の温床になるような危険な医療行為や環境を洗い出し(インシデント・アクシデント報告の活用)、その原因を分析して、対策を立案し、「人間はミスを犯すものである」ことを前提にした医療安全管理指針を策定しています。また、予防のためのスキルアップや教育・指導を目的とした研修を定期的に行っています。

◇院内感染防止対策

院内感染防止対策委員会およびその下部組織である院内感染制御チーム(ICT)と院内感染防止対策リンクナース会議を中心に院内感染防止に取り組んでいます。まず、感染防止に関する職員の意識の啓発と徹底した標準予防策(スタンダードプリコーション)の遵守により、院内水平感染の防止に努めています。また、定期的な院内ラウンドによる臨床環境の改善や抗生物質の適正使用の指導、各種感染症対応マニュアルの作成を行っています。さらに、院内感染防止対策に関する知識と技術の向上を目的とした研修会を定期的に企画しています。

◇虐待・身体拘束防止対策

高齢者介護の現場では、介護者が無意識に行っていることが虐待につながっていることがあります。例えば、親しみから患者様を愛称で呼ぶこと等が、実は虐待、差別の「芽」である場合があります。当院では、些細でも気になることを見つけたら、職員同士で注意し合うようにしています。また、身体拘束に関しては、虐待防止委員会の下部組織として、「身体拘束防止委員会」を設置し、院内の身体拘束患者数減に向けて熱心に取り組んでいます。さらに、全職員の虐待に対する意識と知識の向上をめざして、虐待・身体拘束防止研修会を定期的に実施しています。全職員が生命の尊厳と人権の尊重を第一義とし、法令等を遵守し、社会規範を尊重するとともに、病院の業務活動が高い倫理性をもって行われるように努めています。
  • メッセージ
  • 理念
  • 沿革・歴史

+ 個人情報保護

  • 1. 個人情報の収集について
    患者様の医療と看護に関わる範囲で行います。
    その他の目的で収集をする場合は、必ずご了解を得た上で実施いたします。
  • 2. 個人情報の利用および提供について
    診療目的の他に病院運営、教育・研修、行政命令、他施設との連携のために利用することがあります。 個人情報の利用目的はこちらPDF
  • 3. 個人情報の適正管理について
    個人情報保護に関する法令を厳守して、情報を適切に取り扱い、管理しています。情報紛失、漏洩等の防止に細心の注意を払っています。
  • 4. 個人情報の開示・確認・修正等について
    当院の規定に従って適切に対応いたします。疑問、ご要望等がある場合は、下記へお申し出ください。
  • 5. お問い合わせ窓口
    「個人情報保護相談窓口」(担当:事務長・医療ソーシャルワーカー)
    電話 : 03-5920-1801(代表)
    FAX: 03-5920-1805

+ 患者様の権利とお願い

慈誠会記念病院では患者様の権利を尊重し、信頼に基づくより良い医療を行うために、「患者様の権利とお願い」を定めます。

◇患者様の権利

  • 1. 良質で安全な医療を公平に受ける権利
    良質で適切な医療を安全かつ公平に受ける権利があります。
  • 2. 選択の自由の権利
    病院や医師を選択し又は変更する権利と診断や治療について他の医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。
  • 3. 自己決定の権利
    十分な説明と情報を受け、かつ納得した上で、検査や治療方法等を自分の意思で選ぶ権利があります。
  • 4. 情報を知る権利
    ご自身が受けている医療について知り、わかりやすい言葉で十分な説明と情報を受ける権利があります。
  • 5. プライバシーが守られる権利
    ご自身に関する個人の情報が保護され、プライバシーが守られる権利があります。
  • 6. 生命の尊厳と人権が守られる権利
    人間としての尊厳や人格、価値観、宗教等に配慮された医療を受ける権利があります。

◇患者様へのお願い

  • 1. 健康に関する情報を正確に提供してください。
    自身の健康に関する情報をできるだけ正確に提供して頂くことは、正確な診断、適切な治療を行う上で大切です。
  • 2. 健康状態をよく理解し医療に協力してください。
    納得のいく医療の提供を受けるためには、検査や治療等の医療行為について説明を受け、十分な理解の上でその医療に積極的に協力して頂くことが必要です。
  • 3. 快適な医療環境づくりにご協力ください。
    すべての患者様が快適な環境で適切な医療を受けることができるように、社会的ルールや病院の規則、職員の指示を守って頂きます。 また当院の敷地内は全面禁煙です。
  • 4. 治療に関する計画、指示、アドバイス等を遵守してください。
    医療者の指示や提案、アドバイス等に従わず生じた結果についての責任はご自身にあることをご理解ください。
  • 5. 暴言・暴力・迷惑行為等を行わないでください。
    他の患者様や職員に対する暴言・暴力等の迷惑行為や威嚇行為等を行わないでください。必要に応じて通報する場合があります。
  • 6. 医療費を指定期限内にお支払いください。
    受けた医療に対し請求された医療費を適正にお支払いください。